中小会計要領は、中小企業のための会計ルールです
中小会計要領「中小企業の会計に関する基本要領」は、平成24年2月1日に公表され、国及び都道府県が中小企業の決算書を分析する際の基準となりました。
このことにより、すべての金融機関は融資判断に際して、この中小会計要領を尊重することとなりました。
中小会計要領の目的は、次の4つとなっています。
中小会計要領の目的
- 経営者の経営判断に役立つ会計
- 決算書により正しい報告をする会計
- 会計の実務慣行に配慮した会計
- 中小企業に過重な負担をかけない会計
当事務所では、中小会計要領に沿って適切な記帳(入力)ができるようご指導します。
社長の財務経営力がアップ!
中小会計要領は「中小企業の経営者が活用しようと思えるよう、理解しやすく、自社の経営状況の把握に役立つ会計」とすることが目的の1つとなっています。
中小会計要領に記された会計のポイント14項目
| 1.収益、費用 の基本的な会計処理 |
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| 2.資産、負債 の会計処理 |
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| 3.金銭債券及 び金銭債務 |
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| 4.貸倒損失、 貸倒引当金 |
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| 5.有価証券 |
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| 6.棚卸資産 |
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| 7.経過勘定 |
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| 8.固定資産 |
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| 9.繰延資産 |
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| 10.リース取引 |
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| 11.引当金 |
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| 12.外貨建取引等 |
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| 13.純資産 |
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| 14.注記 |
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参考文献: 甲南大学大学院教授(現・甲南大学会計大学院長)河﨑照行、日本商工会議所部長 荒井恒一「新 しい中小企業会計をめぐる動向」TKC新月プログラム資料(2011年10月14日)
財務経営力アップの流れ
- 「中小会計要領」に沿って日々記帳
- 月次決算
- 決算書を読んで経営状況を正確に把握
- 今後の打ち手を検討
- 健全経営の遂行
社長の財務経営力がアップ!
中小会計要領は「中小企業の利害関係者(金融機関、取引先、株主等)への情報提供に資する会計」とすることが目的の1つとされ、金融機関の融資審査に配慮された内容になっています。
金融機関からの決算書信頼度アップの流れ
- 「中小会計要領」を活用して適時・正確な記帳
- 「中小会計要領」に基づく質の高い決算書作成
- 社長が財務状況と経営状況を説明
- 金融機関からの決算書信頼度アップ
※多くの金融機関が、中小会計要領を適用した企業に対して金利を優遇する制度を採用しています。
詳しくは中小企業庁のホームページをご覧ください。
当税理士法人が行うサポート
金融機関からの決算書信頼度アップの流れ
中小会計要領の適用には、適時・正確な記帳が前提とされています。そのためには、貴社で日々記帳(入力)を行うことが重要です。当事務所では、中小会計要領に沿って適切な記帳(入力)ができるようご指導します。
また、貴社を毎月訪問して適時に正確な記帳(入力)が行われているか確認させていただき、処理に誤りなどがあれば丁寧にご指導をいたします。
詳しくは、当事務所にご相談ください。
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